人類の未来をかけて、狂気と戦え!
『パンデミック:クトゥルフの呼び声』は、あの協力型ボードゲームの名作『パンデミック』をベースに、クトゥルフ神話の世界観を融合させた異色の作品です。
恐怖と絶望感が増し増しになったこのゲーム、遊んでみると…
「クトゥルフ世界の不条理と、協力ゲームの面白さが完璧に融合してる!」
と感じました。
こんにちは、ベイダーです!
ボードゲーム歴9年、プレイしたタイトルは150種以上!
このブログでは、「これは面白い!」と本気で思った作品だけを紹介しています。
『パンデミック:クトゥルフの呼び声』ってどんなゲーム?
簡単に言うと——
「世界の崩壊を防ぐため、探索者たちが協力して邪神の復活を阻止する」ゲームです。
元となる『パンデミック』は「病原菌の拡大を防ぐ」ゲームでした。
本作ではその病原菌が「邪教の信者」や「モンスター」になっています。


ゲームの概要(ざっくり)
- ゲームの目的:4つの封印を閉じて、邪神の復活を阻止する
- 全員で協力して盤面を管理
- プレイヤーは異なる能力を持つ探索者
- ゲーム中に「発狂」のリスクもある!

- ホラーやクトゥルフ神話が好きな人
- 協力してワイワイ盛り上がりたい人
- 難しめのボードゲームに挑戦したい人
\パンデミック: クトゥルフの呼び声は、こちらから/
基本情報
項目 | 内容 |
---|---|
ゲーム名 | パンデミック:クトゥルフの呼び声 |
プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ時間 | 約40分 |
対象年齢 | 14歳以上 |
発売元 | ホビージャパン |
定価 | 約6,600円(税込) |
内容物(パッケージに入ってるもの)



- ゲームボード(アーカムやインスマスなどが描かれている)
- キャラクターコマ×7
- 邪神カード×12(ラヴクラフトの神々!)
- 信者ミープル×26
- モンスター駒(シュゴスなど)
- 手がかりカード・遺物カード・召喚カード
- 正気トークン・封印トークン・サマリー・ルールブックなど
ゲームの準備
キャラクターカードを配り、能力を確認
ランダムでキャラクターを選びます。キャラごとに、固有の能力があります。
正気トークンを4つ配ります。
ゲーム中に正気トークンを4つすべて失うと、正気を失います。
正気を失うとキャラクターカードを裏返し、以降の能力は裏返した内容になります。


ボードを広げ、信者・モンスター・キャラクターカードを配置
召喚カードを2枚引き出た場所に、3体ずつ邪教徒を配置します。
さらに、2枚引き2体ずつ邪教徒。さらに2枚引き1体ずつ邪教徒を配置します。
邪神を裏向きに配置します。最後は必ず、クトゥルフを裏向きに置きます。
キャラクターは、全員鉄道駅に置きます。



山札を作る
手がかりカード(遺物カード【プレイ人数+2枚】・邪悪の胎動カード)をシャッフルし、デッキを作る。

最初の手番プレイヤーを決定!
ゲームの流れ(ざっくり)
①アクションフェイズ(手番プレイヤー)
1人4アクション【キャラによって異なる】
例:移動/信者の排除/封印カードを集める/仲間にカード渡すなど

②カード補充
山札を2枚引く → 「邪悪の胎動」が出ることも!
「邪悪の胎動」が出ると、邪神が一体目覚めます。
邪神には、ゲームを縛る能力があるので、大変ですw
さらに、正気トークンを失うこともあるので、「邪悪の胎動」は絶対引くたくない!

③召喚フェイズ(敵の行動)
召喚カードを2枚にする。信者の配置やシュゴスがゲートに進む 。
・シュゴスがゲート入ると、邪神が一体目覚める。
・邪教徒が4体になると、邪神が一体目覚める。

勝利・敗北条件
勝利条件
4か所すべての封印を閉じたら勝利!

敗北条件(どれか一つでも該当すると即終了)
- クトゥルフが覚醒する(最後の邪神カードが公開)
- キャラ全員が発狂する
- 山札が尽きる
- 信者・ショゴスが足りなくなる
実際に遊んでみた感想(レビュー)
良かった点①:クトゥルフの世界観が超リアル!
インスマスの漁村、邪神の降臨、発狂システム…ヴクラフト作品を知ってると、テンション上がります。
シュゴスが現れた瞬間、「うわっ来た!」って声が漏れるほど。

良かった点②:全員で協力する緊張感
一人の判断ミスが、全体崩壊につながる。
でも逆に、誰かがうまく信者を掃除できたときの快感はひとしお!
「このターン、俺が止めなきゃ終わるぞ!」って熱くなれる。

良かった点③:役職ごとの能力が面白い!
「記者」「探偵」「隠秘学者」など、キャラごとにできることが違う。
何回遊んでも、違う組み合わせで戦略が変わるのが魅力。

気になった点
運要素がやや強め
邪神カードや発狂カードのタイミングによっては、一気に絶望的になる。
「いや、いま来る!?」って状況も結構あります。
ただ、それが逆に盛り上がる材料にも。

ヴァリアントルール(おすすめ)
「邪悪の胎動2枚のみ」
4枚だとクリアできない時もあり、面白くないと感じるかも。
そんな時は、邪悪の胎動を2枚取り除きましょう。
エラッタ情報
日本語版には特に大きな誤植はありません。
一部カードの文言が英語版と異なるが、意味は通じます。
まとめ&評価

- 世界観が濃厚で、没入感が高い
- 協力型ゲームとしてバランスがいい
- 何度でも遊べるリプレイ性の高さ
- 難易度が高め(特に初心者には)
- カード運で一瞬で崩壊する可能性も
クトゥルフ×パンデミックという意外な組み合わせが、驚くほどマッチしています。
ホラー好き、協力プレイ好きにはぜひ体験してほしい一本。
運と知略、仲間との信頼が試される名作です。
以上、『パンデミック:クトゥルフの呼び声』のレビューでした!
気になる方は、ぜひ夜のプレイにどうぞ…
狂気の扉は、もう開いているかもしれません。
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